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逃げ水のように消えていた二人 ~周回遅れのキリンジ (KIRINJI) 論~ [邦楽]

       kirinji004.jpg       

桜咲く、 ですね。
今回は、前フリ無しでいきなり本題に入ってみよう。
(毎回バカみたいに長い前段があるせいで、本論に行く前にページを閉じちゃう人が
大半なんだろうから、たまには……)

最初に言っておくが、このトップ画像は別に、たまにエピソードに登場する私の兄と弟の
写真とかではない。(なんか、そのくらい地味な1枚だけど)

昨年末、HONDAヴェゼルハイブリッドのCMソングに耳を奪われすっかり
SUCHMOS(サチモス) ファンになった私だったが、ここ最近また、それ以上にガッツリ心を
鷲づかみにされてしまったCMがある。

1ヶ月ほど前、それを初めて見た時は、その個性的な映像と繊細な音楽との合わせ技で、
朝の出社前のひととき、私はバタートーストをかじりかけた口を半開きにしたまま、画面に
釘付けになった。

それは、LINE MOBILE とやらのCM。

non1-2.jpg

しばらくその姿を見なかった女優の 能年玲奈 改め のん が、洗いざらしの白いYシャツ
を着て壁を背に立ち、ほわ~んとした表情でこっちを見ている。

その映像で、おそらく大半の人が
「おっ、シビアな事務所問題も片付いてやっとテレビに出て来たな能年玲奈」 と思うに
ちがいないが、そこに思考が行くと同時か、それより前に 「え、何このBGM…」 と、
妙な違和感に包まれた人はきっとかなり多い。

可憐な若手女優を全面に押し出した映像にはややフィットしない浮遊感、脱力感、
そこはかとない厭世観までもが漂うムードの歌声とバッキング。
しかし、得も言われぬ気持ち良さ、心のひだに語りかけてくるものがある。

けだるい春の日曜の午後、小花の咲き乱れる庭先にかけたハンモックでお昼寝をしている
時に聴きたいような。(家の庭でハンモックで寝てるやつなど見た事ない)

一体、これは 誰が 唄っているのだ?

続きはこちらをクリック!


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COOLでJAZZYでACIDな都会の夜に stay tune。~Suchmos~ [邦楽]

          suchmos11.jpg
10月のとある日曜日の午後、私は某アパレルメーカーのプレセールを覗きに、一人で有明の
東京ビッグサイト に行った。

私は昔からバーゲン運がないというか、好きな服に出会えた試しがまず無いのだが、その日も
やっぱり気になるアイテムは見事にひとつもなくて、完全に手ぶらなまま国際展示場駅のホームで
新橋行きの ゆりかもめ を待っていた。

すると背後から突然
「セール、あまりいいものなかったですか?」 という声がして振り返ると、40歳くらいに見える
長身の スーツ姿の男性 がニッコリ笑って立っていた。

急だったので 「えっ?ええ・・・まあ・・・」 と、あいまいに答えて、一歩離れたと同時にちょうど
ホームに滑り込んできた銀色のゆりかもめにそそくさと乗り込むと、混んだ車中の正面に
きれいに2席だけ空いている。
その男性が、微笑んだまま「どうぞ、座りましょうよ」 と私を促した。
ここから30分近くも乗るから出来れば座りたいし、まあ変な感じの人じゃないし・・・と思って
言われるまま彼と隣り合って座席に座った。

電車が走り出し、東京ベイエリアの広々とした景色を眺めつつポツポツとその男性と話をしていたら
何と今私が毎日仕事で、AV機器を納入する新市場用の提案書まとめに苦労している、まさにその
市場に特化したビジネスを展開している企業の社長をしているという。

しかも私の自宅のすぐ近所にある関係施設に日々営業で出入りもしていることも判明した。
私にとってはちょうど情報が欲しかったその市場をどう攻略していくべきか、の面白い見解を色々
聞かせてくれて、いつしか話はやたらと盛り上がり、あっという間に新橋に着いてしまった。

話が佳境だったし、少しだけ名残惜しい感じはしていたのだけれど、会釈をして離れようとしたら
「もし良かったら汐留で少しお茶でもしながら続きを話しませんか?」 と邪気のない笑顔で言う。

私も長いこと生きてきて、街でナンパもけっこうされてきたと思うけれど、
こういう「お茶しない?」 的な常套句を出されて、本当にお茶をしたことは1度もない。
でもこの彼の、自分で会社を起こすまでの苦労話とか、独自の事業ビジョンとかを30分聞いていて
非常に好感が持てたことと、何よりもスーツ姿がピシッとしていて品があり、アクの強くない系の
整った顔に真っ白い歯のこぼれる笑顔が何とも涼やかで。
会社の同僚男性は数多くいれど、こういうタイプには久しくお会いしていない。

少し迷って(まぁ、迷ったふりをしたというか) 「そうですね、じゃあちょっとだけ・・・」 と答えて
さっき出会ったばかりのその人と私は、コンコースを汐留方面に折れて歩いていった。

え、行ったの?と呆れたでしょうが、続きはコチラ!


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僕が僕であるために。~尾崎豊、50歳にはならなかった永遠の17歳~ [邦楽]

  ozaki1.jpg
     
久しぶりのブログ投稿でいきなりなのだが・・・・

私は今日で 尾崎豊ファン 3日目になる。

亡くなって23年も経ってから今さら、しかもファン暦たった 3日 であれこれ語るのは
あまりに僭越とは思うのだが、今、急激に尾崎がキている。 (u_u)
昨夜も、YouTubeを追いかけ過ぎて完全に寝不足だ・・・。

--
3日前。穏やかに晴れた日曜日。
見るでも無しにテレビをつけながら隣の部屋でゴソゴソ片付けなどしていたら、まったりした休日
の午後の空気を裂くように、故・尾崎豊 の張り詰めた歌声が突然耳に飛び込んできた。

特に彼のファンでもないので、テレビの画面に目を向けることもなく何となく歌声を聴いていた
のだが、サビに向かっていく直前のBメロの展開が妙に美しい。
いつのまにか自然と一緒に口ずさんでいた。

なんでまた急に尾崎豊??と思ったら、その日は 尾崎豊の誕生日 だったらしい。
今まで、彼の "命日" がニュースになったのは何度も見てきた気がするが、"誕生日" という切り口
は初めてな気がした。

彼が今も生きていたとしたら、この日(11月29日)でちょうど50歳だったという。
なので、TV局によっては「尾崎豊・生誕50周年」と謳っていた。記念CDや、アナログボックス
のようなものもリリースされたりしているらしい。

普通「生誕◯◯周年」とか言う場合、通常の寿命では生きない年月、たとえば100年とか経って
初めて付けられる形容詞じゃなかったっけ?たったの50年程度でも生誕とか言っちゃうんだ
・・・と最初は思ったが、青臭い17歳の心のままで時を止めた少年が、もしそのまま生きていた
としたら、何ともう50歳にもなるのね、という逆の感慨も湧いてきた。

それにしても、なんて心に響く良い曲だろう。

その時流れていた曲は 『僕が僕であるために』 だった。
(あまりにも有名な曲だが、一応ライブ映像にてご紹介。すぐ削除されちゃったらすみません。)

  


ちょっと、ど~ですか、これ! (動画見てから次に行くように!)

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佐野元春 『Someday』 ~青春って、蒼くて痛いものだった~ [邦楽]

          someday.jpg   

先週、大学を卒業してから一度もやったことのなかった、サークル仲間での同期会が突如として
開催された。

1ヶ月前に案内が来た時はかなりビックリしたし少し戸惑ったけれど、久々にあの頃の友人たちに
会ってみたい気持ちになり 『出席』 で返事をした。
そのメンバーの中でも、ずっと親しく付き合いが続いているチナツにメールをして
「どうする、チナツは行く?」 と尋ねてみると、即答で 「行かない」 とのことだった。

そうだ、今回の同期会の幹事となっているAちゃんとそのチナツは、大学卒業まで長いことモメて
いたんだった。そのサークルの1年後輩の男の子O君を巡って三角関係にもつれ、結局Aちゃんに
彼を取られた形で終わったような気がする。
四半世紀経った今でも、やっぱり過去の恋敵と一献かたむけて穏やかに談笑する気持ちにはなら
ないんだろうな。

しかしそれを言われると、私だって本当は少し行きたくない理由があったのだ。

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人生は、終わりなき旅なのか ~今さらの Mr.Children ~ [邦楽]

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ボヤボヤしていたら、もう2013年も3分の1を終え、季節は初夏へ向かおうとしている。
(ま、ここ最近意外と肌寒いけど。)

なんだか最近、季節の移り変わりが異常に早い。
まるで新幹線から眺める車窓の風景のように季節がどんどん通り過ぎ、このままではすぐに
シワシワのおばあさんになってしまいそうだ。

杜甫だか李白だかが、ちょっと日中にうたた寝をしている間に、自分が生まれてから死ぬまで
の長い夢を見て、目が覚めた時に人の一生とはもしかしてこのくらい短く儚いものなのかもと
思った、といった詩を書いていたと思う。
(あまりに漠然とした記憶すぎて、ググッて調べることすら出来ない(泣))

なんか、人生の最終地点にたどり着いた時、私もそんな風に感じるんじゃないかと思う。
この長く見える人生の折り返し地点を過ぎた辺りにいる今、そのことを予感している段階で
これからもっと悔いなく濃い人生を送ろうと努力すべきだとは思うが、それにしても季節の移り
変わりは早すぎる。

さて。
私は最近ベースギターの練習に余念がない。(それなりに濃く生きようと頑張ってる模様)

去年、会社にポツポツいる「Char ファン」でいつか一度バンドを組もうよという話が具体的と
なり、私と男性3人との計4人で "にわかチャーバンド" を結成して、社内の小ライブに出演
するに至った。

続きはこちら・・・(Charが今回のテーマなわけじゃない!)


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夏の終わりのハーモニー ~永遠の少年 玉置浩二~ [邦楽]

   notice03.jpg 
   tamaki6.jpg
        
気付けばタイトルどおり、夏も終わり。

1年以上もブログを放ったらかしにしてしまうと、つまらない記事は逆に書きにくくなってしまい
なお一層自分のブログから遠ざかる形になってしまった。
でも何か書かないと、もはや何も書けなくなりそうなので、一念発起して何か書きます。
(↑文章力まで地に堕ちているような)

8月のお盆休みの頃にフジテレビでまた恒例のFNS歌謡祭をやっていた。
この番組は、一見似たようなものに見える普通の歌番組の特番モノ(HEY HEY HEY とか
ミュージックステーションとか)なんかとは全く規模(予算)が違っていて、ステージセットが何とも
豪華で高品位だし、武部聡志や鳥山雄二など大物ミュージシャンで構成されたバックバンドが
前面に出て、これまたこの上なく贅沢。

そこで普段見られない人気アーティスト同士の競演などが見られる。しかもそれが生放送。
生放送のショー番組って基本的に何でも面白い。紅白歌合戦もしかり、出演者の緊張っぷりが
ハンパなく、その人の「これが最高」と自分で考えているであろう真剣勝負のパフォーマンスが
見られるのはやはり興味深い。

まあ、3曲に1度の割合でAKB48が登場するうっとぉしさについては、視聴率を取らなければなら
ない業界のしがらみとしてあきらめて、トイレ休憩や家事などに充てるとして(寛大だな~)
マイナスポイントも色々あれどとにかく濃密な歌謡祭で、けっこう毎回ちゃんと観ている私だ。

その中で印象的だったのが、安全地帯の玉置浩二とEXILEのATSUSHIがデュエットで歌った
夏の終わりのハーモニー』 だった。
            atsushi1.jpg
 (YouTube動画を載せようとしたら、もう削除されてる!悔しい~。なので画像のみ・・・)


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『トイレの神様』 植村花菜 ~泣ける名曲を襲った悲劇?~ [邦楽]

               toilette3.jpg                 

気がついたら前の記事アップから早くも半年の月日が流れている。時の流れが加速度をつけて
早くなってきている気がする今日この頃。
忙しさにかまけてすっかりブログからも遠のいていたけど、たまには何か書こうかな。
思い立ったが吉日と言うし、今日はひとつ勢いで書いちゃおう。


           [かわいい]              [かわいい]              [かわいい]


年末のある日のこと、実家に行ったら 「トイレの神様」 というタイトルの白い単行本がリビングの
テーブルに置いてあった。聞くと、患者さん(母は病院勤務)にプレゼントされたという。

あぁ~知ってる、今ちょっと流行ってる植村ナントカの歌のタイトルだ。
きっとその歌にまつわるエッセイか何かだ、と思ってしばらくソファに座ってその本を読んでみた。
ななめ読みで半分近く読み進みそれなりに面白いと思いながらもその日はそれで終わりになった。

そして大晦日になり、例年よりちょっと低めのテンションでぼんやりと NHK紅白歌合戦 を見て
いたらまさにその植村花菜が出てきて、穏やかに情感的に例の 『トイレの神様』 をアコースティック
ギター片手に歌い始めた。

そういえばこの曲、今回の紅白の目玉らしい。
記者会見の席上で、「切るところが全く無い曲なので、9分間の歌を紅白でもカットせずに歌いたい」
と、初出演歌手らしからぬ毅然とした発言をして、しばし話題になっていたことも思い出した。

これについて和田アキ子が 「冗談じゃない。厳密にいったらどんな歌だって作詞家さんが思いを
込めて書いてるものなんだから切るところなんかない。あんな訴えを受けてNHKがホントにノーカット
で9分も歌わせるような考えなら、じゃあ逆に私の歌は普通より短くしてもらっていい。どうぞNHK
さん、そうしてちょうだい」 と、怒りゆえの変化球コメントをして物議をかもしていたのも知っていた。

なので、どれどれ・・・という感じで居ずまいを正して植村花菜のステージを見始めた。

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『帰れない二人』 --- 帰らない清志郎のこと [邦楽]

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タイミングを微妙に外しているけれども、忌野清志郎 が先日夭逝し、その悲しみがボディブローの
ように業界をじわじわと覆っているように見える今日この頃。
私は彼の死に2つの事を思った。

ひとつは、K君のこと。
私がハタチくらいの時、高校からの大親友 メグミ に初めての彼氏が出来たのだが
(違うな、2人目かも・・・どうでもいいか)その彼 K君 が筋金入りの清志郎ファンだった。
その心酔ぶりは尋常なものではなく、髪型もファッションも口調も生き方も清志郎を完全に模して
おり、傍目から見たら滑稽なものでしかなかったが、真面目なメグミのどこにそういう要素があった
のか、親友の私でも驚いたほどに彼女は恋人K君にすべて合わせて、ファッションからスピリット
から「ロックンローラーの彼女」に完全になりきっていた。

よく2人でポンコツの軽自動車に乗って(ロッカーは貧乏臭くなければならないゆえに)私の家に
遊びに来るメグミの送迎にマメに付き合ってくれていたが、いつも運転席から照れくさそうに首を
伸ばして「よっmilkちゃん、元気?メグミをヨロシクなぁ・・・」と、言葉少なに笑顔で声をかけて
くれた、優しいK君であった。
彼は大学もロクに行かずに、清志郎のようなミュージシャンになることを夢見て活動していたが
2年くらい付き合ったのち、彼らは割とあっさり別れた。まっとうに生きる女の子には、そんな地に
足つかないフワフワした夢をもった男と人生を共にする勇気なんか、やはりない。私もそれは
仕方ないと思った。

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REBECCA(レベッカ) ~全速力で駆け抜けたその栄光の軌跡~ [邦楽]

           

突然だが
私が実は、80年代後半に邦楽ロック界を席巻した REBECCA (レベッカ) の大ファンだった
(いや今も好きですよ)のをご存知だろうか?

まあご存知のわけはない。
身近にいる人でも、知っている人はほとんど居なかったと思う。
当時から誰にも言ったことはなかったのだが、私は実はレベッカのアルバムは全部持っているし
なんと91年の解散コンサート(本当の最終日)にも人知れず行っていたのである。

私とレベッカの出会いと言えば、それは忘れもしない、私が大学に入ってさほど経たない頃
ある日の夕食後に当時高校生の弟が食卓に座ったまま雑談でしてくれた話だったが 

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【緊急寄稿】 阿久悠を偲んで・・・・ [邦楽]

                     

阿久悠 氏が亡くなったという訃報は、昨日の昼過ぎくらいに友人がメールで教えてくれた。
その瞬間、何か遠くに住む親戚の叔父あたりが亡くなったような、かなりリアリティをもった衝撃が
身の内を走った。(この例えは全然良くない)

かといって別に私も、以前ブログで何度かにわたって阿久悠について記事を書いた以外は
日常的に特別思い入れがあったわけではないので、そのまま淡々と時間を過ごしていたのだが
今朝目をさましてすぐにテレビをつけ、彼の訃報のニュースを見た時、はっきりと形をもった喪失感と
悲しみに包まれたのだった。

朝のワイドショーにはピンクレディーの未唯(Mie)が生出演しており、可愛かったアイドル時代から
すると、相当人工的に変貌を遂げた鼻筋や輪郭で、時に淋しげに、時に明るく色々しゃべっていた。

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不滅のアニメ主題歌 ~終わり良ければアニメ良し、の法則~ [邦楽]

          

昨日の会社の帰りに、iPODでシャッフル演奏モードにして色んな曲を聴いていたらフイに、アニメ
『タイガーマスク』 のエンディングの主題歌である 『みなし児のバラード』 がかかった。

           
       妙にワイルドな、デッサン画ふうな絵のアニメ 「タイガーマスク」

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中森明菜の青春 【後編】 ~歌謡界のDIVA(ディーバ)について考える~ [邦楽]

           

         中森明菜と掛けて ついに捕まった放火魔と解く 

               そのココロは

           マッチ で人生を狂わせました・・・・
 

のっけから、高尚さのカケラもない軽薄ノリで恐縮であるが。
今こうして、「マッチと明菜が・・・」などと書くだけで、当時の芸能界のチャラついた下世話感が
なんともリアルに蘇る。
思えば、この周辺の時代(私が高校生くらいの前後の時期・・・1980-85あたり)は、芸能界
そのものはアイドル全盛期でたいそう賑わってはいたものの、その頃続々登場してきた歌手の
歌唱力や楽曲の質などから考えると、歌謡曲が最もその音楽的レベルを落としていた暗黒の時代
と言っていいかもしれない。
かの阿久悠大先生もおそらく、あの頃の歌謡界の有様にはさぞやお嘆きだっただろうと思う。

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中森明菜の青春 【前編】 ~歌謡界のDIVA(ディーバ)について考える~ [邦楽]

              

あれは忘れもしない、私が中学3年生の、受験も近い晩秋のある平日に、山口百恵は赤坂の
霊南坂教会で結婚式を挙げた。

親友だった亜矢子が百恵ちゃんの熱狂的ファンで、結婚式の日は学校を休むだの休まないだの
前の日から大騒ぎして、結局その当日は何故か泣き腫らしたような目で学校に来ていたのを
昨日のことのように思い出す。

百恵ちゃんはいつにも増して菩薩のような悟りきった表情を浮かべ、白い花が顔を取り囲む清廉な
ヘッドドレスに、修道女のようにシンプルなウェディングドレスで教会の戸口に立った。

  (どうしてもこの画像しか見つからず、不本意ながら大衆女性雑誌より・・・)

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阿久悠の歌詞世界 【中編】 ~年末の記念特集番組に寄せて~ [邦楽]

                                                     

阿久悠 編を壮大に前・後編に仕立てたのはいいけども、基本的に何らプロットを考えてないので
(構成など全く決めずに思いつきでどんどん書いていくのが私のやり方)
再び話は行きつ戻りつしそうだが、とにかく阿久悠周りの話には違いない!ということでお許し
願いたい。

昨年12/29放送の阿久悠記念特番の内容について、前回では、石川さゆり森進一
ペドロ&カプリシャスと来て、その後沢田研二をサラリと流して前編が終わってしまったが
(変だ・・・。アイテム的にはこれだけなのに何故、あんなに長文になった??我ながらナゾ)
ぶっちゃけ、これでは完全に片手落ちであった。まだまだ語りたいことの入口にも到っていない。
各論が多すぎる?もっとはしょるべき?・・・まあ、ゴチャゴチャ言うより、とにかく始めるとして。

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阿久悠の歌詞世界 【前編】 ~年末の記念特集番組に寄せて~ [邦楽]

                                                          

やっと大掃除に手をつけ始めたはいいものの、かえって部屋がグチャグチャになってきて途方に
暮れかけていた12月29日の夜、TBSで興味深い特集番組が放送された。
それは、あの阿久悠の作詞生活40周年を記念した特番で、タイトルも 『超豪華!歌謡史決定版
ナンタラ(忘れた)・・・阿久悠特別番組』 などと、かなり鳴り物入りっぽかったので、昔から阿久悠
にはひとかたならぬ敬意の念を持っている私は迷いもなく録画予約をセットし、リアルタイムでも
前のめりになって番組を見た。

3時間半にわたる長時間だったが、内容は、彼の手掛けた数千の楽曲から、中でも有名な30曲
前後をショー形式かつ当時の懐かしい映像を織り込みながら、本人あるいは別の歌手がその楽曲
を歌っては、合間にその曲への想い、阿久氏との関わりや当時の周辺状況などについて語った
コメントが入ったりする。また阿久氏自身もひんぱんに登場し、鳥越俊太郎との対談などもあると
いった贅沢な内容で、最後まで全く飽きることがなかった。ある意味NHKの紅白なんかより
よっぽど顔ぶれも豪華だったと言えよう。

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